婚約→引越し→転職後すぐに妊娠→結婚→夫の転職先が遠方に→引越→里帰り→出産 と
死ぬ死ぬ言いながらドタバタな1年を送った後は案外平凡に生きている主婦のブログです。

娘0歳8ヶ月の初海外旅行(挙式兼新婚旅行) in ハワイ その2

昨年10月中旬に8ヶ月の娘を連れてハワイ旅行(挙式 兼 新婚旅行)に行ってきました。

その1では挙式兼新婚旅行の部分がメインでしたが、今回は子連れハワイ旅行という目線で、まずは行き帰りの飛行機での過ごし方をまとめたいと思います。

 

深夜出発で悠々自適な出国

今回私達は行き帰り共に羽田便JALで行きました。

ハワイ行きの羽田便は、基本的に深夜出発の便しかありません。そのため、飛行機に乗るまでは気合いと根性で娘を寝かせないようにし、離陸直前に座席でケープをして授乳→そのまま抱っこで寝かせる→時々起きるのでその度に授乳 で、ほぼ静かにしてくれていました。エコノミー席でしたが、抱っこのままでも十分快適でした。

ちなみに事前に座席を選ぶことはできなかったのですが、旅行会社が乳児がいるということで配慮してくれたのか一番後ろの窓側2席で、通常3席の列に2席だけという配置だったので隣に知らない人がいない快適な席でした。おかげさまで座席でのケープ授乳も通路側に夫が座ってくれたので誰にも見られる心配もなく、大きなストレスもなく長時間過ごすことができました。

 

行きの機内の食事とCAさんの対応

深夜23時出発だったため、離陸後に軽食(パンとお菓子)→明け方に朝食(フレンチトースト)が出ました。フレンチトーストはハワイ線限定 特別メニューのようでした。しかしそれよりも軽食のパン、保存が効きそうな袋に入った普通のツナマヨパンだったのですが、機内食へのワクワク感やら深夜に食べる罪悪感もあってか甘さとしょっぱさが丁度良くて物凄く美味しかったです……。

(※ちなみに夕飯はしっかり空港内のつるとんたんで食べてます。)

ちなみに、ほぼ同タイミングでベビー用のお菓子(ひじきせんべい、ゼリーなど)とバナナも貰えましたが、娘が爆睡中だったのとお菓子をまだ与えていない時期だったので、1つも食べさせないまま置いていきました。

(※果物・肉類はアメリカ入国審査時に没収や罰金の対象になるそうなので、もったいないからと持って行かずに機内に置いて行ってくださいとCAさんに言われたため。)

 

明け方の朝食の際は、娘を抱っこしていると食事用のテーブルが出せないので、CAさんにお願いして夫と私一人ずつ配膳してもらいました。どちらかが食べてる間、もう片方が娘を抱っこして、という形です。

0歳8ヶ月の娘にもリクエストしていた離乳食(3種のご飯とおかず)を提供していただけました。時差ボケでほぼ食べてはくれませんでしたが、食べている間は特にマズそうな顔もしていなかったし味見したらいつも買っていたキューピーの瓶詰と同じくらいの味だったので問題は無かったと思います。

 

今思うと、娘の見た目が結構大きいので、微妙なラインで提供してくれたような気がします。JALの赤ちゃん向けサービスのページを見てみても、8ヶ月までと9ヶ月からで分けているようなので、8ヶ月の娘は良いとこどりみたいなラインナップでした。

 

ゆるゆるな入国審査・税関

世界まる見えでよくやっているオーストラリアの税関の印象が強くてあのくらいの厳格さかと思いきや、入国審査も税関もひたすらにゆるかったです。何言ってるかはわからなかったけど、おそらく審査してくれたおじさんは後ろにいた同僚と「オレはこいつらが終わったら休憩だぜ! お前も頑張れよ! HAHAHA~!」みたいな会話をしながら私達の指紋をとっていました。ちなみに指紋も「OYAYU~BI~」などと片言の日本語で誘導してくれました。

鬼のように並んだ入国審査が嘘みたいに税関に行く頃にはスカスカで、税関もほぼ何も言われず笑顔で手を振られただけでした。アメリカに何度か行ったことのある父曰く、税関職員も相手を見て判断しているらしく、海外旅行初心者のゴリゴリ日本人観光客である私達は相手にしてもどうせ問題無いだろうという感じだったんだと思います。

帰りも靴を脱いで金属探知機のゲートを通ったくらいで、スムーズに空港内に入ることができました。

 

地獄のような夕方出発の帰国

羽田便は便自体が少ないので諦めるしかないのですが、帰りのホノルル空港からの出発時間は18時。いつも22~23時に寝て翌朝6時くらいに起きる娘的には、一番元気な時間です。言葉に表すとすれば、まさに地獄。離陸直前に座席でケープをして授乳→そのまま抱っこで寝かせる までは良かったのですが、30分くらいで起きてからはほぼ寝ませんでした。無理矢理授乳を何度かして寝かせては、泣きながら起きての繰り返し。到着1時間前(日本時間で20時頃)にようやく深い眠りについてくれた頃には私の疲労度は最高潮に達し、当日の内に家に帰るスケジュールじゃなくて本当に良かったなと思いながら国際線直結のホテルで娘共々爆睡しました。


反省点があるとすれば、帰国日はお土産を買ったりバタバタしていて、抱っこ紐の中で娘を爆睡させてしまったこと。しかし、日本に着いてからすぐに寝てくれたことを考えると、機内で寝てくれなくて良かったかも? という気持ちもあります。機内では何人か近い歳の子もいて、眠れないお母さんお父さんが苦しんでいる姿も私含め見受けられたので、私だけが辛いわけじゃないんだから頑張ろうという日本人的思考でなんとか踏ん張ることができました。

 

帰りの機内の食事とCAさんの対応

上述のように、疲弊し過ぎてあまり記憶に残っていません。確か2種類の日本食があって、私と夫は和食の味が恋し過ぎて豚肉の味噌炒めを選んだ気がします。味噌の味が久しぶり過ぎて、とっても美味しかったです……。

娘にはお菓子(アメリカっぽいゼリーなど)が出ました。行きと同様に持ち帰ることはなく、置いて行きました。離乳食はリクエストはしていましたが夕方に出て夜に着くスケジュールだったので、時間のタイミングが微妙で断りました。

 

バシネットを使わなかった理由

行きは一番後ろの席だったので見れませんでしたが、帰りは諸事情があってプレミアムエコノミークラスだったので、お手洗いに行く際にエコノミークラスの先頭席の辺りを通るため、バシネット用の席を見ることができました。が、上述の時間帯もあってか、バシネットが広げられたまま子どもを抱っこしているお母さんお父さんのみで、バシネットで寝ている子はいませんでした。

 

海外旅行の飛行機というと、調べれば調べるほど「バシネットが良い!」 と書いてあることが多かったので私も当初はバシネットを旅行会社経由でリクエストしていたのですが、旅行会社の方から「バシネットはリクエストが通らないこともあるし、リクエストが通っても通らなくても同行者と席が離れてしまうことがある」と言われていたので、それは精神的に絶対に辛いなと思ったのでやめました。

結果、行きは到着の少し前くらいに隣の席の夫に抱っこしてもらって、帰りもお尻に娘の体重がかかってあまりの痛みで苦しくなった時だけ助けてもらう形で無事機内を過ごすことが出来ました。

 

もう少し月齢が少ない乳児だったら夕方出発でも寝てくれると思うので、バシネットのリクエストは子どもの月齢と寝る時間で検討した方がいいと思いました。

 

行きは良い良い帰りは辛い

まさにその言葉通りではあったものの、自分が想像していた以上の長時間抱っこの辛さも無く、周りも子連れでいっぱいだったので、自分の娘が泣いていても周りも泣いてるし? みたいな気持ちになれたので、子連れの海外旅行にハワイを選ぶ人の気持ちがわかりました。

 

以上、今回は子連れハワイ旅行における飛行機内での過ごし方がメインでしたが、次はハワイでの過ごし方という目線でまとめたいと思います。